俺は夢を見ているんだろうか?

父親の失踪を義妹の小雪に伝えようと乗り込んだ全寮制の学園がある島で……。
不法侵入者として追い回される俺に、浴びせられているのは……
『魔法』という理不尽な攻撃手段だった。

島にたどり着いて最初に出会ったのは、アリシアと言う記憶喪失の女の子だし……。
セーラという女の子は、怒りの表情で俺に魔法で生み出したと言う電撃を容赦なく浴びせてくるし。
小雪に出会わなければ……間違いなく命を落としていたね。

そこで俺は初めて、この島が外部との連絡を拒絶している理由を知ったんだ。

世間に秘匿された魔法使いの島であるということを。
文化交流として、留学生を招いて魔法を教えていると言うことを。

そびえたつ世界樹の下で、俺は様々な出会いをする。

記憶を失って……生まれたてのヒヨコように俺の後ろをついて回るアリシア。
再会してから、再び俺の世話を焼きだした義妹の小雪。
出会いは最悪。俺を目の敵にする、エリート魔法使いのセーラ。
小さいけど、物事に一生懸命な花を愛する先輩、優花。
小雪の親友だと言う双子の下級生、レナとニナ。

人種も……次元さえ超えた出会いが、俺の前に新たな道を開いていく。

小さな出会いの種子が……やがて大きな花をつける、そんな未来を目指して。